2010年7月9日

● コラーゲン Collagen

高等動物の全たんぱく質の約30%を占める。 皮膚組織の70%はコラーゲンで細胞や組織を結合させ、その機能の発現を支持している重要な生体成分。
新陳代謝を繰り返す生体内では、コラーゲンの生産が不可欠で、不足すると骨形成不全症や壊血病になる。 多過すぎると肝硬変、肝繊維症などになる。
コラーゲンの合成にビタミンCが必要で、ビタミンCの摂取が不足すると組織が脆弱化し、壊血病になる。 主として化粧品の保湿剤に利用し、経口投与により制がん作用が発現したとの報告もある。