2011年10月16日

ひきつづき美輪明宏さん

開場前入口は長じゃの列
2000人収容の会場は満席でした。

車いすに乗った年配の女性が
花束を抱えていらっしゃいましたが

その後拝見した時は
花束はお持ちになっていらっしゃいませんでした。

お渡しすることが出来たのですね^^

そして緞帳が上がり
舞台の真ん中に、ふわっとライトがあたり
そこに音楽会の主人公が立っていました。

最初の歌は「おぼろ月夜」

歌う前に
曲へのエピソードや想いが語られました。

ゆっくりと間をとりながら
出会った方々、子供の頃、
何を思い、どう感じてきたか

全てが物語のようです。

一部の最後は「ヨイトマケ」
歌い語り最後は全てのライトが消えて
何と表現したらいいのか・・・鳥肌が立ちました。

そこに居るのは美輪明宏という歌い手でも
演技している俳優でもありませんでした。

二部はシャンソン
最初は「愛しの銀巴里」

銀巴里の思い出話は山ほど
そんな話しの中に楽屋は衣裳を着替えるだけの
スペースしかなく、客席で学生さんや、色んな方と
お話をし顔なじみになった・・・

そのとき、「はなさかすーさん」の事が
頭をよぎりました。

歌はつづき
恋人たちは何処に
老女優は去りゆく・・・

舞台の袖に引く姿は
言葉では表現出来ない声、姿、空気
そしてスタンディングオベーション

見れて本当によかった
体感できて感動!凄かった!

再度幕が上がり
最後は「花」

川は流れてどこどこ行くの
人も流れてどこどこ行くの
そんな流れがつくころには
花として花として咲かせてあげたい

泣きなさい笑いなさい
いつの日か いつの日か花を咲かそうよ

・・・・・・♪
・・・・・・♪

心の中に花を咲かそうよ

・・・・・・♪
・・・・・・♪

瞬きを忘れて
聞き入り見入っていたせいでしょうか

ステーシの真ん中に立っている
美輪明宏さんが体二つ程右前方に動くのです。

それが三回も
なんだか不思議でした。

今思い出したので最後に
渦巻の中にいては渦巻は見えない
離れた岸からはその渦巻が良く見える

日本人は日本の美しさに気づいていない
一度海外に出てみると、それが良くわかる。
とおっしゃっていました。

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