2010年7月9日

● コンドロイチン硫酸 Chondroitin sulfate

ムコ多糖類の一種で、動物の体内に広く存在し、軟骨、結合組織、粘液などに含まれる。 ヒトの体内で合成されるが、年をとると合成量が低下する。
不足すると皮膚の保湿性や潤滑性が失われ、老人性の皺やカサカサ肌を与える。
関節の保護などにはたらくので、欠乏すると関節や皮膚に障害が起こる。
動脈硬化、解毒、代謝異常、難聴、炎症などへの効果が期待。 医薬品としては、腎炎、ネフローゼ、リューマチ、神経痛、腰痛、五十肩、肩凝り、夜尿症、眼疾患、脱毛症などに利用されている。
サメや動物の軟骨から分離されたものが健康食品に利用。