2010年7月9日
● 高血圧 Hypertention
動脈血圧が持続的に上昇する病気。
血圧の上昇を防ぐためには、食生活の健全化と適度な運動が効果的。 塩分の摂りすぎは血圧を上昇させる。食塩の含まれるナトリウムが血圧を上昇させカリウムが血圧の上昇を抑制する。カリウムに富む野菜、果実、海藻類を充分摂取する。
高脂肪食は動脈硬化を促進して血圧を上昇させる。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞につながる。
たんぱく質の摂取は血管壁の強化を通じて血圧上昇を抑制する。好き嫌いせず、バランスよくたんぱく質を摂取すること。
血圧低下には運動が有効。適度な運動を継続すると、血圧が低下し心拍数が減少する。
心拍数の減少は心臓の負担を軽減し、心臓疾患の発症率を低下させる。
また、動脈硬化の発症を抑制するHDLコレステロールのレベルが上昇する。
運動により筋肉がつくと、基礎代謝が上昇して安静時のカロリー消費が増えるので、肥満になりにくくなる。