● 生活習慣病とその原因

【食習慣】
  2型糖尿病、肥満症、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
【運動習慣】
  2型糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症など
【喫 煙】
  肺扁平上皮がん、循環器病、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病など
【飲 酒】
  アルコール性肝疾患など

● 生活習慣病 Life style related disease

食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患群。
日本人の3大死因は、がん、心疾患、脳血管疾患である。これらの疾病は、40才以上の成人に発症する確率が高く、成人病と呼ばれていた。
これらの疾病に加え、糖尿病や慢性肝疾患などの疾病が生活習慣と深い関係にあることが解り、生活習慣病と呼ばれることになった。

● 健康診断 Physical checkup、Medical

生活習慣病の危険をいちはやく察知し、適切に対処するためには、定期的な健康診断が必要。早期発見が大事に至ることを防ぐ。
できれば半年に1回、少なくとも年に1回の健康診断を受けること。健康診断項目の意味するものを良く理解し、医師の指導に適確に従うことが健康維持に必要。

● 特定アレルギー食品

食品衛生法で定めた食品アレルギーを起こしやすい食品。
【表示が義務付けられた食品】
  卵、乳、小麦、ソバ、落花生
【表示を推奨する食品19品目】
  アワビ、イカ、イクラ、エビ、カニ、サケ(鮭)サバ、牛肉、鶏肉、豚肉、オレンジ、キウイフルーツ、
  クルミ、大豆、マツタケ、モモ(桃)、ヤマイモ、リンゴ、ゼラチン
関連事項:アレルギー

● 食事のバランスガイド

食事のバランスを取るための指針として(社)日本栄養士会が提案したもの。
食品を主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つに分類。
サービング(SV)という単位を設定し、消費エネルギーごとに1日に摂取すべきSV数を与えているのが特徴。

● 推定エネルギー必要量

生活に必要なエネルギーは身体活動レベル別に3段階に分けられている。

・低い(Ⅰ)・・・生活は大部分が座位で、静的な活動が中心

・普通(Ⅱ)・・・座位中心の仕事で、職場内での移動、立位での作業や接客、
                                      通勤、買い物、家事、軽いスポーツなどのいずれかを含む場合

・強い(Ⅲ)・・・移動や立位の多い仕事、活発な運動習慣を持つ場合。

● 基礎代謝 Basal

身体的、精神的に安静な状態で消費される最少のエネルギー代謝量。
生きていくために最低限のエネルギー量。基礎代謝の低い人は太りやすい。

● 食品中の機能性因子

食品中にはさまざまな体調調節因子が存在し、健康維持に役立っている。
しかし、機能性の高いものは過剰摂取による害を与えやすいので、食品成分の機能性については十分な理解が必要である。

● 食品中の危険物質

食品中には種々の危険物質が存在することがある。
毒性物質では、毒キノコの毒性物質、フグのテトラドトキシンなどがある。
ウィルス、細菌、カビ、寄生虫の汚染も問題。細菌類やカビが増殖すると、食品の品質が低下するだけでなく、食中毒が発生する。
農産物の栽培には農薬がしばしば用いられるが、多くの農薬は生体にとって危険であり、残留農薬は健康の悪化をもたらす。
また、魚の養殖や家畜の飼育において、疾病予防に抗生物質が用いられているが、動物性食品における抗生物質の残留も健康に悪影響をもたらす。
食本の品質保全を目的として使用されている食品添加物も健康を損なう原因になることがある。
環境中にはさまざまな化学物質が存在し、呼吸により体内に取り込まれるものや食事とともに経口的に取り込まれるものがある。
これらの物質を過剰に摂取すると健康を損なうので、注意が必要である。