カバノアナタケの産地

冬場は-20~-40度を越す極寒の地で育ちます。
主な産地はロシア・ハバロフスクがですが、北米、北欧、中国北部の白樺等のカバノキ科の樹が繁る山奥~まさに木霊が住んでいそうな所で見つけることが出来るようです。

日本では稀に北海道でも見つけることが出来ていたようですが、近年は発見されたという話は聞いていません。

白樺の樹で成長しているカバノアナタケを実際この目で見てみたい!と思い、ガイドさんがいれば大丈夫でしょ!と訊ねたことがありました。
やすやすと足を踏み入れることが出来るような所にカバノアナタケはないんだそうです。

整備された山道を行くのとは全ったく違うそうで、道なきところを登って行き、見つけても樹の高いところだったり、足場が悪ければ、苦労して持って上がったハシゴも役に立たず・・・そんな困難な中で採取するのだとか・・・到底並みの脚力、体力ではおぼつかない!ということでした。

ということで、白樺に抱かれ成長中のカバノアナタケを直接見て見たい!という願いは叶うことなく現在に至っています。

現在は発見及び採取が困難な貴重なきのことして「幻のきのこ」「森のダイヤモンド」等ともよばれていますが、その通りだなと思います。